心の声が響く時、虞王朝の歴史が変わっていく

心の声が響く時、虞王朝の歴史が変わっていく

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歴史好きの女子大生・黎念念(ネンネン)は、ある日突然、歴史書に記された虞王朝へとタイムスリップしてしまう。そこで彼女が出会ったのは、歴史上名高い虞玄帝・黎蒼その人だった。史書によれば、黎蒼は若き日に傑出していたが、晩年は皇子たちの後継争いに巻き込まれ、景王に毒を盛られ、太子を誤解するなどして、ついに東宮一派は惨死、景王による簒奪を許してしまう。そして景王も十年後に反乱軍の手で非業の死を遂げるという悲劇的な結末を迎えていた。歴史知識を持つ自分にしかできないことがある――ネンネンは虞王朝の運命を変えようと決意する。しかし彼女は気づいていなかった。自分の心の声が、特定の人たちに聞こえているということを…。

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